有望なクラウド銘柄を見つける極意
普段は株主優待を中心に取り上げておりますが、本日はガラにもなくグロース系に関する内容で書いていきたいと思います!
ブログは自身のアウトプットも兼ねているので、テーマに一貫性がないことを予めご承知おきください( ´ ▽ ` )
皆さんはコロナショック後のパフォーマンスはいかがでしょうか?
僕自身は優待銘柄と高配当銘柄を中心に投資をしていたので、まぁ全然恩恵を受けていない訳ですね。
そして、YouTubeを始めてから自分の投資成績を真剣に振り返ることになり全然上手く行ってない方だと認識しています。
そんなこんなで、ここ数ヶ月は投資に関する本を読んだり、YouTubeの動画を見たり、色々なイベントなどに参加するようになりました。
完全に遅いんですけどねw
そして、今まで避けてきた成長株やトレンド系の株にも触れることで自分に合っているか合っていないかを確認中です。
そんな中で今回は億り人の井村さんが丹精込めて作られた動画の内容をまとめて行きたいと思います。
【有料級】億り人のクラウド(SaaS)銘柄の選別方法を公開【Zeppy井村】サブスク
SaaSという最強のビジネスモデル
サースと読むようです。
ちなみに地球は「アース」です。
もっというと「掛布・岡田、、、」
喧しいですね。詳しくないからこんなことばっかり書いてしまいます。
#正解はバース
このSaaSというクラウド型のビジネスモデルがどうやら最強のようです。
強みとしては3つあります。
月額固定のサービスという所ですね。
買い切りではないので、毎月安定して売上がストックされていきます。
最近はどれも月額課金増えましたもんね。
マイクロソフトのオフィスがサブスクになったのはビビりました。
②リセッションに強い
リセッションとは景気後退という意味です。
SaaS企業は景気後退局面でも業績を落とすことが少ないのが特徴の様です。
むしろ加速していると仰っており、今回のコロナ局面では色濃く出ましたね。
③収穫逓増
これがマジで強いと思います。
通常、飲食店などであれば出店を拡大し、売上を積み上げ利益を伸ばすことがセオリーなので業績拡大と共に固定費が増えます。
しかし、クラウドのSaas系銘柄ですと一定のラインを超えると売上の伸びに比例して固定費が増えるわけではなく、売上と利益がドンドン拡大していく可能性がある様です。
凄いですよねこれは。
では、そんな最強のSaasビジネスモデルの銘柄を選定する上で見ておくべきポイントを2点お伝えしていきます。
40%ルール
まず、なんの40%だよというツッコミから入りますよね。
分かります。
勿体ぶらずにお伝えしますと
「売上成長率」+「営業利益率」=40%
だそうです。
ふむふむと、、、
計算面倒くさっ!!!
って思いますよねw
僕も思いましたが、そこはご愛敬です。
有望銘柄を探すのは一筋縄では行かないのです、きっと、、、
売上高成長率と営業利益率の足し合わせは、マネックスの銘柄スカウターでお手軽に出来ます٩( ᐛ )و
ここのポイントは株を見るべきポイントで超有名なPERとは大きく異なる点です。
PERは収益から判断するので、利益を敢えて計上しない企業で赤字を出しているとPERで判断出来ないんですね。
成長期には利益ではなく、規模拡大を目指し人件費や広告費に費用を投入し利益が出ないことも十分考えられます。
そんな時にこの40%ルールは機能します。
利益が出ていなくても、売上高成長率を加味しているからですね。
PSRで割安さを判定
成長企業はPERなどの伝統的な指標では、判断できないと先ほどお伝え致しました。
40%ルールに加えて、もう一つ登場するのがPSRです。
用語の意味については上記リンク先よりご確認ください。
中央値は7〜13倍と言われております。
平均ではなく中央値という事もポイント。
成長株を見る時に大事なポイントは売上や前年比で比べると、どれ位伸びているのかを確認することが重要ということがよく分かります。
さらに詳しく見るには
最後に40%ルールの内訳をより詳しく見る為のポイントを振り返ります。
①FCFマージンで計算
これは営業利益率ではなく、FCF
いわゆるフリーキャッシュフローマージンで見るということです。
企業が稼いだお金から企業が活動するのに必要なお金を差し引いた、つまり企業の事業活動からフリーな(自由かつ過剰な)株主還元などに企業が自由に使うことができるお金。
②EV/Rev で計算
事業価値から割安かを算定します。
EV:時価総額+純有利子負債
→EVとはエンタープライズバリュー の略です。
これはPSRよりも更に正確な数値だと動画内で井村さんは仰っておりました。
③サブスク比率に注意
最近では様々な企業がサブスクと謳って決算内容をお伝えする企業も存在する様です。
ただ、実際に蓋を開けてみるとサブスク比率が少ないケースも、、、
なので、実際にセグメント別やクラウド売上構成やその中に占めるサブスクの割合を確認することが大事とのこと。
比率は6割位が理想で、現在のサブスク比率が4割前後などでこれから伸びていき将来的に6割を超える銘柄などはお宝銘柄になり得る様です。
既にサブスク比率が6割を超える企業は、市場から高く評価されているとのことでした。
いかがでしたでしょうか。
今回の内容は成長株やクラウド、SaaS関連の内容でまとめて見ました( ´ ▽ ` )
普段は優待ばっかなので、たまにはこういった変化球パターンでも攻めて行きたいと思います!!
では、またね♪