人気株主優待銘柄:JALとANAはどちらが買うべきなのか。

 完全に今更感はあるんですが、航空系の株って人気ありますよね。
 
YouTube上でも航空業界がどうなるかとか、買うべきか買わないべきかなどはよく見かけます。
 
大抵、様子見が多いのですが、、、
 
ただ、ANAJALを比較した情報ってないな〜って何となく思ったんですね。
なので、今日はこれから航空系の株を買いたくて、どちらにすればいいか迷っている方向けに参考になればと思って作っています。
 
僕、個人的な意見で申し上げると、JALです。
 
今回は以前の放漫経営と言われたJALの倒産時の話とかは抜きにして話て行きます。
 
では日本の航空業界を代表する、JALANAのどちらが買いどきなのかを様々な角度から比較してお話し、して行きたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

ポイント①:主要な指標の比較

一応、優劣をつけるため、下記の画像では赤で囲った方が個人的には優れてると思っています。

f:id:wakawakke:20200412161442j:plain

まずは投資金額です。
JALの10日の終値は1985円
ANAは2438円です。
100株で計算するとJALは20万円以内で買うことができ、ANAは25万円ほどです。
なので投資金額の観点で見ると、金額の少ないJALに軍配です。
 
続いて時価総額です。
JALは6750億円
ANAは8156億円となってます。
時価総額では約1400億円ほどANAが上回ってます。
 
ただ、こちらはJALの株価が下落しているからという側面もございます。
 
では、PERを比較しましょう。
JALは7.3倍
ANAは8.7倍です。
基本的にはこのケースですと、低い数値の方がいいと思うのでJALに軍配。
 
PBRはほぼ変わらないですね
JALが、0.6倍 ANAが0.7倍です。
 
続いてROE
JALが12.8%
ANAが9.5%なので
経営のウマサはROEから見るとJALが上回ってますね。
 
財務体質を把握するための自己資本比率も見ましょう。
JALは60.9% ANAは42.3%と、ここでも大きく差が出てます。
財務健全性でもJALが優っています。
 
最後に皆さん注目の配当です。
利回りはJALが5.5% ANAが3.1%です。
配当利回りJALということで、
この様に比較すると、結構JALの方がよさげに見えますよね。
因みに、配当性向はANAの方が低いです。
 

ポイント②:売上高と利益率

それでは、2つめの売上と利益率について両社で比較して行きます。

f:id:wakawakke:20200412162756j:plain

まず、JALの売上高は20年3月期は1兆4860億円
営業利益率は9.5%です。
1兆円を超える売上ということで、凄い規模ですね。
そして、ANAの20年3月期の売上は2兆900億円で営業利益率は6.7%となっております。
売上、2兆超えです。
 
ここでの結論は
・売上高はANA
・利益率はJAL
という所ですね。
さぁドンドン行きましょう。

ポイント③:EPS と配当金の推移

3つめはEPS 1株当たりの利益と配当金の推移を見て行きます。

f:id:wakawakke:20200412163036j:plain

JALの一株利益は19年3月で432.3円です。
ここで注目なのが配当金です。
 
JALは2017年に一度、減配しています。
そして、2018年 19年と110円となっております。
配当が1番高いのは2016年で120円というところも注目です。
 
続いてANAを見て行きます。
ANAの一株当たりの利益は331円なので、JALの方が1株利益が上です。
そして、配当金は2014年の30円から見ると直近の2019年は75円の配当なので倍になってます。
 
 JALとは異なり、減配していないというところがポイントですね。
ただ、来期以降、どうなるかは未定です。
 
まとめると 
・1株利益はJAL
・配当の推移は減配してないANA
 
結構、ここまで見てもJAL優勢ですね。
今度は両社の財務状況を見て行きます。

ポイント④:財務状況の比較

この財務諸表については両社、大きく違う部分があるので面白いです。
2019年3月期のバランスシートを参照しております。

f:id:wakawakke:20200412163446j:plain

JALは総資産、2兆300億ほどあり、そのうちの現金が占める割合は22.8%で4620億ほどありました。
直近の第三四半期の財務状況は現預金が2964億円
有利子負債が1500億円ほどです。
 
現金で負債が賄えているのがJALの特徴ですね。
 
続いてANAにつきましては、こちらも2019年3月期のバランスシートでみると
総資産は2兆6866億円。
 
資産はJALより多いです。
 
しかし、現預金が683億円と少ないのが意外です。
総資産のうち2.5%がキャッシュです。
 
直近の第三四半期の財務状況では現預金が1268億円
有利子負債が、8000億超になります。
ANAは総資産こそ、JALより多いものの、現預金がJALより少ないです。
 
有利子負債もJALより多いところを考えると、JALの方が財務状況がいいことが読み取れます。
 

ポイント⑤:株主優待制度について。

続いては皆さん大好き株主優待の比較ですね。

両社とも優待内容は、ほぼほぼ似ています。

f:id:wakawakke:20200412163735j:plain

引用元:企業HPより
まず、JALですが国内線の割引券です。
50% 半額も割引いてくれます。
ご注意いただきたいのが、100株保有の方です。
 
100株の場合、優待は3月のみの年1回9月は貰えません。
そして、JALには長期保有制度がございます。
 
300株からが条件になっていて、3年以上保有で割引券の枚数が追加されます。
この割引券は金券ショップなどでも、売れるので現金化しやすいことも大きな特徴です。
 
続いてANA株主優待です。f:id:wakawakke:20200412163945j:plainANAも50%割引という点では似ています。
しかし、100株保有で年間で3月と9月で1枚ずつ合計2枚貰えるのがポイントです。
 
また、ANAグループ各社の提携ホテルなどで使える優待があるのも魅力ですね。
 

f:id:wakawakke:20200412164230p:plain

 

なので、100株の投資で株主優待だけを比較するのであればANAがおすすめです。
まとめますと
 
・長期保有JAL
・割引券枚数が多く貰えるANA
 
といった所でしょうか。 

ポイント⑥:年初からの株価推移。

では、最後に株価の比較をして行きたいと思います。

f:id:wakawakke:20200412164715j:plain

こちら両社のチャートなんですけども、ほぼ似たような動きをしていますよね。
下落したタイミングもほぼ同じです。
 
ただ、株価の下落率が年初から比較すると大きく異なります。

f:id:wakawakke:20200412164853p:plain

JALが年初3303円で直近の4/10は1985円です。
下落率にするとおよそ40%ほど。
かなりの下げ幅です。
 
一方のANAは年初が3539円 4/10は2438円となっております。
下落率は32%ですね。
 
なので、下落率で比較するとJALの方が大きいです。
今後、両社の株価が元に戻るとお考えでしたら下落幅の大きいしJALの方が投資の旨味はありますね。
 
では、最後にサクッと総括です。f:id:wakawakke:20200412165026j:plain
ANAがまさっている所としては、個人的に売上と株主優待かなと思ってます。
その他の利益率や財務状況、配当などはJALの方が優れている印象です。
また、PERやROEの優位性、必要投資金額もJALの方が低いです。
 
以上のことから、もし今、JALANAのどちらかを買おうと思っているのであれば僕はJALがいいと思います。
 
皆さんはどうお考えになりますでしょうか?
今後もこの様な個別銘柄の他社比較をした分析も記事にしていきたいと思います。
 
これは本日の動画でアップロードしますが、ブログで先行公開してます!!
それではまた♪