財務体質が緊急事態宣言な株主優待銘柄3選【ペッパー・海帆・文教堂】

 最近、株価の暴落に伴い新しく株取引を始めた方も多いと思います。
少ない投資金額で株主優待銘柄も貰える銘柄って魅力的ですよね。
 
 なおかつ、その会社に知名度があると買ってしまう気持ちも分かります。
ただ、安く買えて株主優待も貰える企業って訳ありなケースが多いです。
 
例えば業績が悪く株価が下落していたり、極端に会社の財務体質が悪い場合、例えると健康状態が悪い末期癌のような状況ですね。
 
本日は投資金額が安い、財務体質が緊急事態宣言な株主優待銘柄を3つご紹介します。

その①:一時はニューヨークにも出店したあの外食企業

 まず一つ目の銘柄です。
皆さんもご存知、証券コード3053
 
いきなりステーキを展開する外食チェーンです。
財務状況はかなり悪く、資金調達もままならない状況です。
 

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株価は常に変化します。
必要投資金額は2020年4月6日時点で4万円前後。
 
PBRは17倍とめちゃくちゃです。
売上高(左下)は2017年より2019年まで急激に伸びています。
これは無理な新規出店の影響です。
 
残念なのがら、売上に伴わない当期利益(画像下)です。
2019年は売上がピークにも関わらず、最終損益は20億を超える赤字です。
 
その影響もあり、自己資本比率(右下)は急激に悪化し5%もありません。
このような厳しい状況にも関わらず、株主優待は一応、存続しております。
 

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年2回、6月・12月に100株ですと1000円分のお食事券です。
知名度もありますし、6月ということでまだ先です。
 
しかし、今年については株主優待を廃止もしくは休止する可能性もゼロではないと思います。
 
なので、投資を検討されている方はくれぐれもご注意ください。
ここで1つちょっと小言を言わせてください。
通常ここまで資金繰りが厳しければ、厳しいコスト削減をして然るべきだと個人的に思っております。
 
そんな中、驚いたのがこの会社の株主総会通知です。
株主総会に来ると凄い手厚いんです。
 

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一部抜粋ですが偉い気前がいいですね。

なぜここまで気前がいいのか、ちょっと理解に苦しみます。

続いてふたつめの銘柄に参りましょう。
 

その②:単年の業績悪化で致命傷になりつつある居酒屋

証券コード3133 海帆(カイハン)という会社でございます。
昭和食堂や、えびすやなどの居酒屋チェーンです。

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えびすやは何度か行ったことがありますが、とても美味しかったです!
寧ろ上場していたのが少し驚きでした。

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必要投資金額は2020年4月6日時点で5万円前後。
 
主な指標といたしましては、自己資本比率が0.5%
PBRが228.1倍と、財務を現す指標などは、異常値です。
2018年より売上(左下)は減少しています。
 
最終赤字は2018年(真ん中)より計上し、2019年の5億円ほどの赤字が決定打となりました。
その影響もあり、20%ほどあった自己資本比率(右下)は1%にも満たない状況になりました。
この自己資本比率の落差が、昨年の業績がいかに厳しかったかということがわかります。
現在、資金調達は第三者割当という形で社長が出資して、なんとかくいつないでいる状況です。
 

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直近の四半期決算も赤字で、コロナの影響も考えると経営の状況は相当厳しい局面です。
しかし、この銘柄は株主優待が非常に魅力的です。
あくまで、今後も優待が維持されればの話ですのでご注意ください。
 

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年2回の3月と9月に貰えます。
100株あたりお食事券1回につき2000円、合計4000円分です。
それに加えて20%割引券もつきます。
 
こちらの優待がお気に召さない場合は全国共通おこめ券2kg相当を年2回です。
 
また、200株の1年保有でクオカード特典もあるため、かなり株主優待は手厚いです。
しかし、これも株主優待の継続にはちょっと黄色信号がでていると思います。
 
では、最後の銘柄に参りましょう。

その③:既にビジネスモデルが詰んでいる企業

証券コード9978の文教堂です。
こちらは本屋のチェーンとして有名な会社です。

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必要投資金額は2020年4月6日時点で1万円前後。
 
自己資本比率はマイナス32.1%
となっており、今は借金が資産を上回る債務超過になっている状況です。
 
出版不況の影響もあり、売上(左下)はかなりのペースで右肩下がりです。
利益(中断)もほぼほぼ、赤字で2019年は40億と巨額の赤字を出しました。
 
その影響もあり、2019年にはいきなり自己資本比率(右下)がマイナスです。
まさかの債務超過の状況です。
 
ただ、驚いたことにこの状況でも株主優待はあるんですね。
 

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年2回、2月と8月にございまして、100株以上で優待カードが貰えます。
 
100株で5%割引、1万株ですと10%割引です。
 
ここの株を1万株持つことはかなりリスクですね。
書籍や文具などにも使えます。
これらの商品を割引してもらえるのはありがたいとえば、ありがたい株主優待です。
 
いかがでしたでしょうか、本日ご紹介3名柄は正直買うのはおすすめしません。
投機的いわゆるギャンブル要素がとても強い銘柄です。
急騰することもありえますが、余程のことでない限り一時的な上昇で終わると思います。
 
この記事は動画にもしてますので宜しければご覧ください!