買ってはいけない○○○
よく聞くキャッチコピーですね。
古くはファーストフードや食品添加物がたんまり入った食べ物などを特集した書籍がバカ売れしてましたね。
正直この様な本を読むと何にも食べれなくなるので大変です。
自分は恐らくこの書籍の様に、買ってはいけない食べ物ばかり食べてますw
そして、この高配当が唯一の支えでしたが今期は業績が思わしくない為に無配になった厳しい銘柄です。
かなり私見も入っていて、もしかすると反論も出るかもしれませんが言葉を選んで慎重にご紹介していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。
では早速参りましょう。
買ってはいけない2月株主優待銘柄のその名は
証券コード7829サマンサタバサジャパンリミテッドです。
この会社はバックやジュエリーなどを販売するアパレル事業の会社でございます。
売上に占める粗利率が高く、更には有名タレントを使ったプロモーションを仕掛けていたので経費なども多く使っているビジネスモデルでした。
現在は3万円以内で買える株で配当金も4%近い利回りなのでついつい欲しくなってしまう銘柄です。
しかし、私はあまりお勧めしません。
主要な指標について
主な指標を見ていきましょう。
それだけ、株価に対して会社に資産がないと言えます。
赤字を出し続けているのにも関わらず配当金を出し続けていて、利回りは4%近いんです。
自己資本比率もこの様に年々下落しています。
では、なぜ配当金が高いのか。
既に今期は無配ですが、配当金がある前提で作ったものになります。
これは恐らくですが、株主構成から読み取ることができます。
サマンサタバサの大株主は寺田元社長とスーツで有名なコナカの社長で合わせると62%も株を持っています。
2019年に決議された配当金は3.5億円でそのうちの約2.2億円が、この2人の懐に入ってるんですね。
自分が大株主だったら、配当金は維持したくなる気持ちが分かりますよね。
ここからはサマンサタバサをおすすめ出来ない理由について2つお伝えしていきたいと思います。
買ってはいけない理由その①
まず一つ目に業績が厳しいということ。
直近の第三四半期決算でも赤字なんですね。
更に人件費を下げるあまり、不名誉なことに今年、東洋経済で発表された平均年収の低い企業ワースト500の第4位にランクインしてます。
ここまで人件費を下げているのにも関わらず、収益が改善されないのは厳しい状況ですよね。
買ってはいけない理由その2
財務体質が悪いんですね。
2019年2月期の貸借対照表なのですが総資産141億円の中で借入金、いわゆる借金が76億円。
そして、資産として計上されてる中に63億円分の商品があるんですね。
およそ44%です。
会社がいざとなった時に現預金や流動性の高い資産、もしくは土地や有価証券であればまだいいのですが、これが商品が多く占めております。
先程の決算内容でもお伝えした通り、売上が減少しているということは、そもそものサマンサタバサの商品が売れていないのに、ここの会社の資産の4割が自社商品ってちょっと気になりますよね。
更に危険なのが現金が減っているという点です。
直近の第三四半期の決算では、2019年2月期まで19億円あったキャッシュが第三四半期にら9億円に減っています。
元々、現金比率が少ないのに更に減っています。
この様な財務体質では先が不安だと言わざるおえません。
なので、僕個人的にはあまりおすすめできないです。
今期無配に。。。
これは直近の情報になります。
2月25日の会社発表によると、サマンサタバサは今期は無配銘柄になりました。
これは厳しいですね。
首の皮一枚でつなぎ止めていた株価も配当金が無配になるのでは、たまったもんではありません。
ここ数日、かなり厳しい株価の下落がおきております。
10%安と、受け取れる配当金よりひどい下落です。
買ってはいけない高配当な株主優待銘柄(NISA口座・配当金)
皆さんはどうお考えになりますでしょうか?
サクッと終わらせるつもりが調べるうちに楽しくなってここまで書いてしまいましたw
今後も視聴者様のリクエストに答えた企業紹介をやって行きたいと思います!
また、次のブログでお会いしましょう!
それでは( ´∀`)