人気株主優待でお馴染みコロワイドが暴落するかもしれない3つのリスク。

本日、コロワイドが暴落するかもしれない3つのリスクについてお話しして行きたいと思います。

最初に申し上げておきたいのですがこれは僕個人が思ったことをお話しするだけなので、コロワイドという企業を悪くいうつもりは一切ございません。
あくまでコロワイドの株価が落ちるとしたら、懸念点として、こういう所があるかなと個人的に思ったことについて3つお話しして行きたいと思いますので本日もどうぞ宜しくお願い致します。
 
では、3つのリスクをお伝えする前に主な指標についてお話ししていきます。
 

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PERは102.6倍、配当利回りが0.23%です。
ざっと申し上げただけでも、割高な指標で自己資本比率や配当が低い所がちょっと気になりますね。
 
コロワイドは居酒屋を主業態とする外食チェーンで甘太郎や北海道、傘下にはカッパクリエイト、アトムなどの企業がございます。
 
このグループで使える株主優待コロワイドの株価の生命線なんですね。
なのでまず、コロワイドが暴落するかもしれない1つめの理由はこちら。
 
株主優待改悪リスクです。
 
当たり前といえば当たり前なのですが、コロワイドは元々グループ全体として収益性はそこまで高くないんですね。
その収益を圧迫してる理由の一つとして株主優待のコストというものが挙げられます。
財務諸表などでは販管費の部分でそのおおよそが分かります。
 
また、コロワイドは傘下にレインズも存在してるのですが、セグメント別でこの様に見ると売上高自体はそこまで変わらないのですが、営業利益が全然違いますよね。60億円以上ございます。
 
実はコロワイドの利益の大半はレインズなんですね。
 

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コロワイドセグメント別
レインズは牛角やしゃぶしゃぶの温野菜、土間土間などを展開している外食企業なので同じ様な業界でここまで差が出るのが不思議ですよね。
実はこのコロワイドグループの中でこのレインズグループの店舗では株主優待が使えません。
なので、この収益性の差は株主優待のコストが発生していないが故の差が出ている可能性がございます。
 
そして、更に拍車をかけるのがコロワイドの株主構成です。

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個人投資家が多すぎるんですね。
 
大株主はこの様になっているのですが、
株主数で見るとそのえげつなさが分かります。
何と99%近くが個人やその他です。
2019年の直近の株主の所有者別を見ますと
8.5万人の株主のうち8.4万人が個人やその他に該当します。
多すぎませんか?
 
なので、仮に株主優待が改悪された時に、この個人投資家などのある一定数が売りに回ったら暴落するかもしれませんよね。
これは正直、かなり恐ろしいです。
 
続いて二つめの暴落するリスクは「のれん」の割合です。
 
コロワイドの資産合計が2298億円なのですが、のれんは683億円で3割ほどを占めます。
この、のれんの割合が多いのが何がいけないかって言うと、その資産の価値がないと見なされると減損として特別損失を計上する可能性が出てくるんですね。

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なぜかっていうと会計基準に準ずるんですが、IFRSという会計基準を採用しているからです。
日本の会計基準だと、毎年減価償却をして費用として計上するので、本来は利益を圧迫させるんですね。
のれんのリスクについて簡単にまとめたのでご覧ください。
 

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これがIFRS基準だと、定期的に償却しなくていいので、利益がかさましされます。
この、のれんの割合が多いのがコロワイドの特徴です。
 
最後、3つ目が借入金の財務体質です。
 
いわゆる借金です。
まず、資産の合計が2298億円に対して負債が1716億円ございます。
そのうちの借入金が流動負債と非流動資産を合わせた借入金が1000億超えるんですね。
資産の半分を借入金で賄っているので財務体質はちょっと気になりますよね。
加えて借入金なので、利息などの費用が毎年発生します。
そういったコストも企業全体としては収益を圧迫します。
昨年比で見ますと借入金が減ってますので、今後も減り続ければリスクは減りますが、増え続けると更なるリスクに繋がります。
 
以上3つのリスクについてお話しさせて頂きました。
今回の内容は動画にもしてますので宜しければご覧ください!